7/10(水)ならびに11(木)に福祉のしごと見学会を行いました。
多くの福祉施設(事業者)が人材不足を抱えるなか、
実際の働く職場(施設)を見学しながら、就労相談をすることができるよう
実施しています。
今回は、高齢者施設から
(社福)マザアス(特別養護老人ホームマザアス)
(社福)緑樹会(介護老人福祉施設ラペ日野)
障害者施設より
(社福)夢ふうせん(工房夢ふうせん及び夢ふうせんアネックス)
の見学をさせていただきました。
「福祉の仕事は大変!」とイメージされる方が多いかと思いますが、
当日は、施設のご案内とともに実際に現場で働く職員の方々から
「どういったことに苦労されていて、どのように対応されているのか」
「やりがいを感じるとき」「福祉の仕事の魅力」などをご案内していただきました。
参加者からは
「福祉の仕事で是非と思っていますが、パソコン業務はどの程度ありますか。パソコンが苦手です。」
「資格なし・未経験者での可となっていますが、実際に就職した場合の指導や研修体制はどうなっているのですか?」
「施設が駅から遠いのですが、職員の方の通勤方法はどうされていますか?(通勤手当はどのように?)」
といった質疑があり、働く側からの視点を確認できる見学会となりました。
それぞれの施設で案内方法・内容は異なっていましたが、施設で暮らす(通う)利用者が
ただ「時間を安全に過ごしていただくこと」だけを考えるだけでなく、
「いかにその人らしく豊かに過ごしていただくかを職員みんなで考えていきたい」との心掛けは
共通されていたように感じました。
福祉の仕事の人材不足は大きな課題です。
雇用する側、される側がそれぞれの立場で理解・工夫していくことがこれからますます重要となってきます。
福祉の仕事への関心が高められるようこうした企画を今後も検討していきたいと思います。
10月には「福祉のしごと相談・面接会」も開催予定ですので、
福祉の仕事を考えている方は、相談だけでもお気軽にご参加ください!
(総務係)