11月6日の手話講習会では、入門・基礎クラスを対象にした講演会を行いました。

「手話を学ぶうえで大切にしてほしいこと」をテーマに

東京手話通訳等派遣センターの渡邊早苗さんにご講演いただきました。

学校などで教えられて学ぶこと以外にも、自然と耳にして覚えていくことはたくさんあり、

そのなかで“社交辞令”や”察しの文化”を少しずつ身に付けていきます。

 

例えば、私たちの会話の中で「お近くにお越しの際はいつでもお立ち寄りください」

という言葉を聞いて、本当に伺う方どのくらいいらっしゃいますか?

しかし、聞こえない方の中には「社交辞令」などの文化や挨拶、コミュニケーションを学ぶ機会は少なく、

現実に、「毎日家にお越しになられた方がいた」という方がおられたそうです。

 

私たちの生活では耳から入ってくる情報量が多く、自分が普段『あたりまえ』だと考えていることでも

生活習慣や文化、または障害のある方ない方でも違ってくること、「多様性の理解』を深めて

いかなければならないと感じるお話でした。

 

また、聞こえる人はいつでも手話がやめられるけれど、ろう者はやめることはできない。

この講習会の開講式の講演でも「ろう者にとっても手話は命」とご案内がありましたが

「手話は言語」であり、知的活動や感性・情緒、コミュニケーションの基盤、

生きるために必要なものなのだというお話しにはとても考えさせられました。

 

コミュニケーションは双方向で行うもののため、手話は聞こえない方だけでなく、

聞こえる方にとっても必要なものだと改めて気づく機会となりました。

(総務係)

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